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名刺・チラシを作成しよう

知ってもらわなければ、はじまらない!

仕事上ではじめて出会った人が、名刺を持っていなかったら、あなたはどう思うでしょう?「社名も聞いたことない、会うのも初めて」という人と対面した時、私は、必ずこう思います。
「この会社と取引して大丈夫かな?」「この人どんな人かな?」─と。
名刺と、商品やサービスを紹介しているチラシを渡すことで、まずは、「しっかりした会社だな」と思ってもらい、信頼の第一歩を築きましょう。

1. 名刺はどう作る?

名刺の作成方法にはいろいろあります。
業者に依頼して作ることももちろんできますが、もちろん費用がかかります。業者に依頼する場合は、名刺のデザイン費/印刷費がかかります。安いところに依頼しても、おそらく数万円はかかるはずです。
予算があまりない場合は、自分で作成することも比較的簡単にできます。名刺作成ソフトには、無料のものもあります。無料ソフトを利用し、デザインは自分で行い、用紙を文具店等で購入し、印刷は自前のプリンターで行えば、ほとんど費用をかけずに作成することも可能です。無料ソフトで名刺を自作したい方は、以下のサイトを参考にしてみてください。
名刺作成のための無料ソフト活用術

2. チラシはどう作る?

チラシの作り方にもいろいろと方法があります。
印刷部数にもよりますが、業者に依頼するとかなりの金額が必要になるでしょう。事務所を開設したばかりの場合、潤沢な広告宣伝費を用意することは難しいと思います。その場合は、必要最低限のものをまずは自作しておくこともいいでしょう。
チラシを自分で作成するなんて難しいのでは?と思っている方、実は意外にも簡単にできるものです。本格的なチラシを作成することは難しいかもしれませんが、商品やサービスの概要をまとめた資料を作成するのに一役買ってくれる、優れた無料ソフトがあります。
以下のサイトを参考にしてみてください。
チラシ作成のための無料ソフト活用術

3. 掲載するべき内容を考えよう

もし、初対面の営業マンから、自己紹介もされずに、一方的に商品の説明をまくしたてられたらあなたはどんな気持ちになりますか?
きっといい気持ちではないはずです。チラシも実は同じことが言えます。あなたの会社やあなたのことは知らないわけですから、まずは自己紹介的な内容を掲載することをオススメいたします。自己紹介と言っても、なにも履歴書のような内容ではありません。どんな会社なのか、なぜ起業したのか、という“想い” の部分を少しでも掲載することで、その後の商品やサービスの説明にも目を通してくれる可能性が高まります。
名刺には、必ず連絡先の電話番号、メールアドレス、ホームページのアドレスを載せておきましょう。ホームページを持っていない場合は、前ページの「ホームページを作成しよう」をチェックしておきましょう。

4. 業者に依頼する場合のポイントは?

ある程度の予算をかけても、しっかりとした名刺やチラシを作成したいという場合は、どんな業者に頼めばいいか、分からない人も多いでしょう。ひとつ気をつけなくてはならないのが、あなたがどんな名刺やチラシを作りたいと思っているか、です。たとえば、女性向きの柔らかいデザインの名刺を作りたいと思っていた場合、男性しかいないような印刷会社に依頼しても思ったような仕上がりにならない可能性が高いでしょう。「女性向きのデザイン」を期待して業者に依頼するのであれば、印刷会社ではなく、デザイン会社に依頼するべきです。「名刺デザイン」などで検索し、あなたのイメージに近い作品集があるか、チェックしてみることが大切です。
また、必ず、複数の会社に問い合わせてみましょう。見積りや提案には、様々な形態がありますので、比較して検討することも重要です。納得してお任せできるところを探す努力が必要です。

最大の御法度!? 知人や友人にデザインを頼んではいけないワケ

時折、デザインが得意な知人や友人に、無料や格安で頼もうとする人がいますが、これは禁物です。たとえ名刺1つといえども、デザインを作成することは、あなたが思うよりとても時間がかかるものです。
もし、あなたの友人が、プロのデザイナーなら、普段の仕事の手を止めて、あなたの名刺やチラシのために、数日分の赤字を背負って、デザイン制作をすることになります。プロではない場合、あなたのために大切な休日を数日削ることを強いられるわけです。
もし、あなたがその友人のデザインをとても気に入っていて、他の業者よりも優れていると感じるならば、しっかりと正当なお金を支払って、依頼しましょう。そうでない場合は、友人関係を悪化させる可能性が高いため、依頼することはやめておきましょう。