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内装や看板をどうするか

事務所をステキに見せれば、集客力アップ!

事務所が決まったら、開業に向けて内装や看板などの「見た目」を整えましょう。
コストをかけずとも、工夫次第で素敵なオフィスをつくることができます。
看板やオフィスデザインの善し悪しが、お客様の印象を左右します。
ぜひ、会社のイメージアップにつながる事務所づくりをしましょう!

1. お金がなくても、事務所のデザインにこだわるべき?

事務所開業当初は何かとお金がかかるもの。飲食業やサロンのように、内装が必ず必要な業種の場合はさておき、司法書士や行政書士、社労士のような「士業」、あるいは、フリーランスのプログラマーのような職種の場合でも事務所の内装にこだわるべきなのでしょうか?
答えは「YES」です。例え、どんなにお金がなくても、なるべく清潔感があり、来客に良い印象を持ってもらえる最低限のオフィスデザイン、内装へのこだわりは必要でしょう。
お金をかけずとも、机や家具の色や素材を統一したりOA機器の配線を隠したり、といった一工夫で、来客者に与える印象が大きく変わります。
業種を問わず、ココだけは最低限「見栄え」を気にすべし
エントランス 事務所物件の場合、フロアの入り口にパーテーションを使って、エントランスを作ると印象アップ。ドアを開けた際に、来訪者から見て事務所内が丸見えにならないようにしよう。自宅兼事務所の場合であっても、玄関に家族の靴や傘などがむき出しになっているようでは言語道断。あくまでも事務所は「ビジネスの場」。なるべく生活感を出さないように片付けよう。
机・椅子・収納棚などの
オフィス家具
購入する際は色や素材に統一感をもたせること。店頭で購入するよりもネット通販が安くてお勧め。アスクルやカウネットなどで探すのが手っとり早いが、IKEAなどのオシャレ家具で他の事務所と差別化するのも手。格安で意外と使えるニトリや、書店でカタログが購入できるベルメゾン、ディノスなどもチェックしよう。中古のオフィス家具も悪くはないが、お買い得なものは少ないようだ。
カーテンはバーチカルブラインドにすると事務所らしさがアップ。
OA機器類
の配線
パソコンやプリンタ、電話・FAXなどの配線がごちゃごちゃになっていると掃除もしづらく、見た目にも汚い。配線類をまとめて、配線カバーで隠したり、結束バンドで止めるなどしておこう。配線カバーは、ヨドバシカメラや東急ハンズなどの量販店で売っている。

2. オフィスデザインを第三者に依頼する場合は?

初めての開業で、第三者に内装工事を依頼する場合、まず、「誰に頼むか」が大きなポイントです。身近にオフィスデザインをやっている人がいればよいですが、そういうことはほとんどないと思いますので、自力で探すことになるでしょう。ツテがまったくない場合は、複数の業者に一括見積もりを依頼できる、インターネット上のマッチングサイトを利用して、複数の業者と会ってみることをお勧めします。
身近な知り合いで起業している人がいる場合は、業者を紹介してもらうのも手。ただし、業者によっては業種によって得意/不得意があったり、同じ内容の事務所デザインであっても、価格に幅が出ることも多いので、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
また、同じ内装工事とはいえ、住宅リフォームと事務所物件の内装工事とでは、使用する床材や壁材、家具の調達などのノウハウが異なるため、住宅リフォームの会社に依頼することはお勧めできません。

3. 看板はどうやって作るの?

看板は、いわば事務所の「顔」。できるだけカッコよく作りたいものです。看板作成業者については、ツテがない場合、インターネットなどで「看板デザイン」などで検索すればたくさん出てきます。
デザインにかんしては、できるだけ具体的に指示を出しましょう。イメージに近い店舗の看板の写真を送ったり、手描きでイメージ画を描くなど、視覚化してイメージを伝えることがコツです。
また、看板と一言で言っても、種類は様々。設置場所や、自分の事業イメージなどから、どのようなスタイルの看板を準備するかを考えましょう。
看板の種類と特徴
表札看板 オフィスのエントランスなどに、表札のように出す看板。透明アクリル板を利用したものや、ステンレス製などがある。ロゴと社名を組み合わせるのが一般的。
スタンド看板 おもにお店/会社の前に置いて使われる看板。電飾を使ったものも多く、道に歩いている人に訴求しやすい。
ウィンドサイン 事務所の入り口や窓ガラスにカッティングシートのフィルムを貼ってつくる看板。
欄間看板・
パラペットサイン
コンビニの入り口の看板のような、入口頭上にある看板。夜間の照明としての役割も果たしている。
袖看板
(突出しサイン)
建物の壁面から突き出して取り付けられている看板。ビルの1室を借りる際には、突き出し看板の一部スペースだけを与えられる場合も。ビルオーナー側が名入れをしてくれる場合は、書体などがあらかじめ決まっている場合が多い。
屋上看板 文字通り、屋上に設置するもの。ネオンを使ったものも多い。高いところに設置するため、遠いところからでも目立つよう、社名やロゴ、商品名など、情報量を絞った看板にすること。